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風致地区にあるアパートの売却成功例

風致地区にあるアパートの売却成功例

マンション

物件概要

1999年3月築
木造スレート葺3階建
1棟アパート
第一種住居地域

成約に至ったポイント

違法建築の疑いがある物件であっても、買主様のご希望条件や用途にマッチしていたことが、購入意欲につながりました。また、買主様から提示された「敷地内の大木の伐採」や「外壁の一部のシール交換」といった条件にも、売主様のご理解を得ながら柔軟に対応。丁寧に条件交渉を重ねることで、売主様・買主様双方にご納得いただける形で信頼関係を築き、無事に成約へと導くことができました。

成約までの期間

12ヵ月

担当者からのコメント

今回、弊社で管理しているアパートの売却活動を行うにあたり、物件調査を実施したところ、建蔽率オーバーの疑いが浮上しました。当該物件は風致地区内にあり、通常の用途地域よりも厳しい建蔽率が適用されます。確認済証は取得されていたものの、図面上の建築面積と現況に差異があり、検査済証も取得されていないことから、結果的に「違法建築物」として売却活動を進めることになりました。

また、建築当時の建蔽率の緩和措置があったかどうかも不明で、さらに風致地区の管轄が東京都から練馬区に変更されていたことも、調査を複雑にしていました。違法建築物となると、買主様が金融機関から融資を受けにくくなるため、売却活動には多くの困難が伴いました。

それでも、弊社の粘り強い交渉の末、条件付きではありましたが買主様が見つかりました。条件は、アパート近隣の大木の伐採と、外壁の一面に対するシーリングの打ち替えです。売主様にもご理解をいただき、無事に売買契約を締結することができました。今回の経験を通じて、特殊な制限区域における物件売却の難しさと、専門的なサポートの重要性を改めて実感しました。

担当:
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