2009年5月号 | 西武池袋線・西武新宿線・練馬区の賃貸はハウステーションネットワーク

2009年5月 口のピークは2015年!?予想される賃貸マーケットの縮小

皆様こんにちは!如何お過ごしですか?(^^)

5月に入り暖かく過ごしやすい日々が続く中、先日、天気が良かったので、
新緑を見に奥多摩までドライブに行きました。
奥多摩駅周辺の神社に立ち寄ると大きな杉の木を発見し、よく見るとなんと!
根元から3本に分かれているではありませんか!!
隣のたて看板に、氷川の三本杉と書いてありました。
樹齢700年、高さ53メートル、幹回り7.5メートル、
写真でみると小さく感じますが、近くに行くと大迫力です。

奥多摩に行った際には、是非ご覧下さい。
東京都指定天然記念物だそうです。
さて真ん中の写真はなんでしょう・・・?
木の枝にみえませんか?(^^)
大家さんのみなさんも小さい頃に見かけませんでしたか?

実はコレ昆虫の『ナ・ナ・フ・シ』です。
このナナフシは私が奥多摩で車を出発させようと思った時にガラスにくっついていたものです。
親指の第一間接ほどの小さな子供のナナフシです。
非常に小さい為に、足を掴むのも緊張しました。
やさしくつかんで、三本杉の側に返してあげました。
私もこんなに小さなナナフシをみるのは初めてでとても感動しました。(^^)
今度会う時はもう少し大きくなっててね!!

先日、とあるアパートで緊急事態が起こりました。
入居者の介護に訪れたヘルパーさんから、ドアポストから覗くと入居者が倒れていると言うのです。
これは大変だと思い、現地に向かう車中から119番通報をして、向かいました。
救急隊員の方、消防の方、警察の方まできてくださり、大騒動となりました。
救急隊員の方が倒れている入居者の○○さんと声をか『はーい』と返事が帰ってきました。
みんなほっとし安堵の表情に変わりました。(^^)

狭い隙間にはさまり、動けなくなっていたようです。
大家さんが遠方の為、消防隊員の方が裏の窓から鍵を開けて、救急隊員の方が無事に救助しました。
消防隊員・救急隊員の方の到着が非常に早く適切な判断・行動でとても助かりました。
高齢になると、体力も落ちてくるし予期できない事も起きるものだなと改めて思いました。


『人口のピークは2015年。予想される賃貸マーケットの縮小』
始めに、人口や世帯の動向について。
東京に関していえば人口は増加傾向にあり、世帯数はそれに比べてさらに伸び率が高い。
これは核家族化の進行や晩婚化、離婚の増加などが要因と考えられます。
具体的には、東京で2000年と2007年の世帯数を比較した場合、
”2000年を100とすると、”2007年は111.4%。この7年間で1割以上の世帯が増えているのです。
賃貸ビジネスに関与されている人にとっては、世帯数が増えれば増えるほど、
家を借りてもらえるチャンスも増えるということで、
この約10年間は東京でのビジネスは非常にやりやすい、
困難の少ない環境だったのではないかと思います。

ところが、日本の人口は2004年にピークを迎え、すでに減少を始めています。
2015年まで人口が増加を続ける、つまりピークが2015年以降であるのは、東京、神奈川、愛知、志賀、沖縄だけといわれていて、それ以外の地域は遅かれ早かれ15年までに減少に転じるとの予測です。

ちなみに東京は20年から減少に向かうと予測されています。
つまり、今後10年間はまだまだマーケット事態は拡大していくのですが、
過去の7年程の勢いで伸びていくことはないだろうということが予測できます。
性別、年齢別では、いわゆる団塊の世代、60歳ぐらいが1つの大きなヤマとなっていて、
また34~35歳でもヤマが形成されています。
一方、賃貸住宅にとって最初の入口である20歳前後の人口は、
34歳~35歳のそれにくらべたらわずか7割。
つまり、今後若年層のマーケットはどんどん縮んでいくことは間違いないと考えるべきです。
さらに、2014年には65歳以上の人口が25%を超えてくるという事と、「2012年問題」ともいわれている。
団塊世代が労働市場から引退する2012年がキーポイントになると思います。

また、核家族・少子化の影響で1世帯当たりの人口は減り続けており、
東京では2007年が2.06人であるものが、2015年には2.03人になると予測されています。
千代田区や中央区といった都心部については、すでに2を切っている状況です。
よってこのままでいくと20年後には世帯の60%が単身世帯になるのではないかと予測されています。
ちなみに、現在、神奈川県では2.39人、千葉県では2.54人です。
東京の核家族化は今後も進んで行く事でしょう。

 

所見
今後、人口の減少は防ぐ事が難しい問題のように感じます。
100年に1度の大不況とマスコミは騒ぎ、雇用不安で働く人々、
晩婚化、日本の高度成長期を支えてくださっていた方々の定年退職。
今後の明るい日本の未来を築いていくのは、若いエネルギーのある若者達と思います。
但し、少子高齢化の進む社会を20代~40代の方達がしっかりと守っていかないといけないでしょう。
昔ながらに、親が子供をしっかりと育て気力・体力・知力の充実した心の強い子供達を育てて行く事が重要に思います。
学校教育・社会教育同様に、人をしっかりと育てて行く環境作りが大切だと感じます。
これからの日本企業の成長に当社も少しでもお役に立てればと思い日々頑張っております。
5月11日(月)~5月14日(木)までお休みさせて頂きます。
※ ゴールデンウィークは通常営業とさせて頂きます。