敷金返金の『小額訴訟』
先日、敷金返還請求の小額訴訟に、東京簡易裁判所へ行ってまいりました。被告(貸主様)の証人として証言をしてきました。

『小額訴訟』とは、60万円以下の金銭の支払を求める訴えについて、原則として1回の審理で紛争を解決する手続です。規模の小さな紛争を少ない時間と費用で迅速に解決することを目的としております。少額訴訟手続は、60万円以下の金銭の支払を求める訴訟を起こすときに、原告がそのことを希望し、相手方である被告がそれに異議を言わない場合に審理が進められます。少額訴訟手続の審理では,最初の期日までに,自分のすべての言い分と証拠を裁判所に提出してもらうことになっています。また,証拠は,最初の期日にすぐ調べることができるものに制限されています。ですから,紛争の内容が複雑であったり,調べる証人が多く1回の審理で終わらないことが予想される事件は,裁判所の判断で通常の手続により審理される場合があります。
(東京簡易裁判所のWEBサイトより)
 
簡易裁判所の4階には何部屋か有り、その日行われる裁判が各部屋ごとに記述されており『原告』『被告』『訴訟内容』、訴訟内容を見ると敷金返還という文字が思いのほか目立ちました。部屋の中では調停員がそれぞれの言い分を聞いて、解決へ向けての話し合いをしていきます。今回の結果は入居者の負担が多少減った形での和解となりました。話し合いの内容は敷金に関する法律論などはなく、あくまで第三者として客観的に資料を見て判断をし、解決すると言うものでした。交通事故で言う所の過失割合を保険会社が決めていくといった感じです。今回は喫煙によるクロスの張替えが焦点でしたが、所感としては国土交通省のガイドラインに沿って判断が下されていると思いました。(但し、担当する裁判官にも因っても多少違うと思われますが・・・)

先に書いたように、敷金の訴訟が増えているのは事実です。今回の件で改めて敷金清算の難しさを感じた日でした。
りんごの接ぎ木部分 真っ赤なりんごの実
大きな粒のぶどうの実